今回は5月1日に発行された、グラフィックのフリーペーパー、
『Gra-zie(グラチエ)』の最新号No.5のご案内です(・∀・>)
当社東京支店のデザインスタッフが、
紙面構成からコピーやデザインまで手がけた、
グラフィックオリジナルのフリーペーパー『Gra-zie』。
季刊発行の予定で、毎号違う紙種で特集しています。
2010年12月の創刊号で《ケナフ100GA》を取り上げたのを皮切りに、
2011年の3月には《ミスターB ホワイト》を特集したNo.2をリリース。
同年の6月には《上質再生紙》を特集したNo.3、
そして同年10月のNo.4では《サテン金藤》を特集させていただきました!
特に創刊号のNo.1は、ケナフのサンプルとして製紙会社さまの目に止まり、
金沢ペーパーショーを始め各地の紙イベントでも取り上げていただいたりなど、
社内外から『Gra-zie』にはいろいろと注目をいただいております(^^)
少しお時間をいただいての
5月発行の『Gra-zie(グラチエ)』最新号【No.5】となりましたが、
今回、デザインスタッフが選んだのは、
《新局紙》
でした!
《新局紙》の誕生は1962年。
特種製紙さん(現在の特種東海製紙さん)よりリリースされた
ロングセラーの紙です(^^)
越前和紙で有名な局紙をイメージしている《新局紙》は
賞状や上製本の見返しなどにもよく使われます。
局紙の魅力のひとつは、ちょっとした紙厚のムラですが、
このちょっとしたムラ、
光にかざすとモヤモヤした雲のような紋様を見せてくれます。
それゆえに局紙は和紙っぽさをより感じさせてくれる紙なのですが、
《新局紙》は、オフセット印刷にも適した機械漉きながらも
手漉きを意識した紙厚のちょっとしたムラというか、
モヤモヤ感が再現されています。
和紙を意識した、非塗工紙の《新局紙》は、
高い色再現はあまり得意ではありません。
落ち着いた色調でちょっとかすれた感じの表現が
この紙のパフォーマンスを発揮できる気がします。
もちろん今回の『Gra-zie(グラチエ)』最新号【No.5】でも、
落ち着いた色調のデザインで見事に《新局紙》の特徴を発揮!
さすがはデザイナーさん♪
このほか、『Gra-zie(グラチエ)』最新号【No.5】では
《新局紙》の使い方について、インタービュー形式でご案内している他、
特集では活版印刷について取り上げています。
活版印刷は、東京デザインスタッフが体験したレポートなどをご紹介するなど、
今回も大変濃い内容となっています(^^)
当社では活版印刷の扱いがありませんが、
個人的には、今回取り上げた《新局紙》のような、
和紙風で束のある(厚みのある)柔らかい紙には、
活版の雰囲気がよく表せそうな気がします。
今回の『Gra-zie』の紙セレクトでは
このあたりも意識されたような気もしますが、果たして……
『Gra-zie』はグラフィック各店で配布しております。
店頭にお越しの折には是非とも手にとってご確認ください(^^)
また、《新局紙》は当社の無料サンプルにもご用意しております。
もしお持ちでなければ是非ご請求いただきご見分いただければ幸いです(^^)
そんなカンジで、早くも次のGra-zieのリリースが楽しみなタケムラ。
次回はどんな紙種が選ばれるでしょうか。
そろそろあの紙種を扱ってくれるかな??
自社ながら楽しみにしているタケムラです(・∀・>)
※「印刷の通販®」graphicの商品メニューでは、新局紙の折り加工には対応しておりません。「グラチエ」は特別に制作されたものです。
※「グラチエ」は東京虎ノ門店、京都竹田店、京都西院店、大阪南森町店の店舗のみでの配布となります。是非店頭でお求めになってください。発送についてはお受けしておりませんので、あしからずご了承ください。