救命講習会

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先日、当社の竹田工場で救命講習会がありました。

消防署からは、救急救命士の資格をお持ちの講師の方とサポートの方が2名。

当社からは製造系のスタッフを中心に約20名ほどが受講しました。

その中で、タケムラも安全衛生に携わる立場から受講させていただきました。


講習会では「救命のリレー」で助けられる命があることと、

万一の場面に遭遇したとき、

救急車が来るまでに私たちができる応急手当である

『心肺蘇生法』と『除細動』の方法として

・胸骨圧迫(心臓マッサージ)

・人工呼吸

・AED(自動体外式除細動器)

これらの正しいやり方と使い方について学びました。


また、座学はそこそこに、ダミーの人形を使っての実技訓練もありました。

心肺蘇生法のやり方をごくごく簡単にご紹介すると、

胸骨圧迫は1分間に100回のペースで30回、

少なくとも5cmの深さに抑える強さで行います。

その後人工呼吸を2回実施。

胸骨圧迫30回、人工呼吸2回をひとつのサイクルで

救急車が到着するまで、あるいは蘇生するまで続けます。

講習を経験された方はご存知かと思いますが、

実技訓練の段階ながら、1分間だけでも結構疲れます。

京都では救急通報から現場に救急車到着まで平均で6分かかるそうですが、

わずか6分ながら、この蘇生法をひとりで続けることは

かなりの負担を強いられます。

なので、できるだけ人を集めて役割分担や交代をしながら、

途切れることなく心肺蘇生を続けることの大切さも教えていただきました。


今回受講したのは『普通救命講習』。

初めて受講したタケムラ、

実技訓練では次の手順を考えて手が止まることもありましたが、

実際の場面ではもっとパニックになっているかもしれません。

また、タケムラのように初めて救急救命講習を受講する者も多かったのですが、

2~3名で組んで蘇生法を行う時の役割や交代など、

きちんと意思表示することの重要性を改めて実感しました。


ちなみに講師の方は、阪神淡路大震災の際に

救急隊長という立場で派遣出動された経験があるとのこと。

現場の惨状を目の当たりにして、そのときはさすがに動揺されたそうですが、

被災されながらも無事だった一般の方が集まって手伝っていただけたことが

どれほど助かり勇気づけられたかということを、

講習の終わりにお話いただきました。

講師の後輩の方には、

先の東日本大震災で派遣出動された方も多くおられるそうですが、

無事だった一般の方々が進んで協力される様に

救命のリレーの大切さを改めて実感されたそうです。

万一の場面、一刻一秒を争う事態でその場に遭遇したとき、

自分にできることはないか、何が自分にできるか、

この講習を受けて改めて思いました。


東日本大震災で防災に関する備えや認識が高まりつつありますが、

救急救命への備えや認識なども同時に必要があると思います。

この講習は今後も他の社員にも受講して頂く予定ですが、

ここで身につけた内容は社内での万一の場合に備えるほか、

地元地域の災害発生時には私たちも自ら進んで協力しなければなりません。

そんな中、タケムラ自身も社内においてはもちろんのことですが、

社外でも万一の場面に遭遇した時には、

勇気を持った一歩を踏み出して

今回の講習が生かせるように努めたいと思った今日この頃でした。