プロ野球日本選手権シリーズ2009

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2009年のプロ野球を締めくくる日本選手権シリーズが終了して1週間あまり経ちます。今年は北海道日本ハムファイターズと読売ジャイアンツが対戦しましたが、その興奮と余韻が未だ残っているタケムラ。終わってみればジャイアンツが4勝2敗で日本一の座を勝ち取りました。今年は接戦が多かったので、ファイターズが日本一になってもおかしくなかったような激戦続きの日本シリーズだったと思うのですが、ご覧になった方はどう思われましたでしょうか? すでにいろんな報道で今年の日本シリーズが詳しく分析されているので、タケムラが語るのも今さらってカンジがしますが、今年の日本シリーズの流れが大きくジャイアンツに傾いたのは、第5戦のサヨナラ勝ちだったと思います。

この試合、ファイターズが0-1と1点リードで迎えた8回裏に、ジャイアンツは大道典嘉選手のタイムリーヒットで1-1の同点に追いつきますが、直後の9回表にファイターズの高橋信二選手がホームランを放ち、1-2とファイターズが再び1点を勝ち越します。この時点で誰もがファイターズに勝負ありと思ったことでしょう。9回裏に登板した武田久投手は今年負けなしのレギュラーシーズンを送った、ファイターズの絶対的守護神。ジャイアンツに勝ち目なしと思った直後、亀井義行選手が武田投手の初球をライトスタンド上段に同点ホームランを放ちます。1アウト後、今度は阿部慎之助選手がライトスタンドにサヨナラホームラン。9回裏のこの2発のホームランでジャイアンツは3-2と勝利、今シリーズの対戦成績を3勝2敗として日本一に王手を迎えました。一度はファイターズに引き寄せられたかに見えた流れが、あっという間にジャイアンツに傾いた第5戦。ファイターズはこの敗戦が影響したのか、一日空いて札幌ドームで迎えた第6戦では、毎回出塁を記録するも1点も得点が出来ずに13残塁を喫し、逆にジャイアンツの小笠原道大選手のライト前ヒットを稲葉篤紀選手が取り損ねて失点するなどのミスまで出てしまいます。対するジャイアンツは阿部選手のタイムリーツーベースもあって2-0で勝利を収め、7年ぶり21回目の日本一の座に輝いたのでした。

このように今年の日本シリーズでは、この第5戦の勝敗が結果的にジャイアンツに大きく流れを引き寄せたわけですが、たらればではないのですが、もしファイターズのダルビッシュ有投手が完調ならジャイアンツはもっと苦戦していたに違いありません。さらに金子誠選手もフル出場していたら今シーズン12球団No.1の得点力を誇るファイターズ打線がジャイアンツを上回っていたことでしょう。ジャイアンツも先発投手のセス・グライシンガー投手を故障で欠き、シーズン中に大活躍だった山口鉄也投手に越智大祐投手といった中継ぎ投手も本調子ではなく、4勝のうち2勝は1点差勝利と苦しい展開でしたが、接戦をモノに出来た粘り強さがファイターズに向きかけた流れをジャイアンツに大きく呼び込んだ結果であるとも言えると思います。

このように日本シリーズのような短期決戦では流れによる勝敗が大きく左右されてくるわけですが、過去に行われた日本シリーズの勝敗を調べてみたときに
第1戦:○-●
第2戦:●-○
第3戦:○-●
第4戦:●-○
第5戦:○-●
第6戦:●-○
第7戦:○-●

のような勝敗関係になった日本シリーズがこれまでに一度もないということをあるサイトで知りました。これは、短期決戦ゆえの流れが勝敗にも表れていることを物語るひとつの例示として非常に興味深く思います。上記のような連勝連敗のない日本シリーズがあったとしたら、一進一退の攻防を見る側としてはとても楽しみな一面もありますが、プレイする側としては流れが行き来する分、きっと精神的にも肉体的にも相当なストレスがかかるかもしれません。

それにしても今年の日本シリーズで第6戦に勝利して日本一を勝ち取ったジャイアンツの原辰徳監督の勝利者インタビューで「日本一、奪還しました!」の一言には、今年のWBC、セ・リーグ、そして日本シリーズと数々の苦難を制した方が発した言葉として、タケムラにはとても清々しい印象を強く持って受け止めることが出来たのですが、皆さんにはどのように聞こえましたでしょうか? 最近は野球離れが加速していると言われながらも、野球の奥深さを感じることが出来た今年の日本シリーズ。いろいろなスポーツを見たリプレイしたりできる中、来年もプロ野球を見たいと思ったタケムラ。来シーズンのプロ野球も楽しみにしたいと思いますo(^∇^o)(o^∇^)o

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