断裁機取り扱いの講習

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当社竹田工場では印刷にまつわるさまざまな設備が備え付けられています。これらの設備類については、取り扱うにあたってオペレーションのトレーニングや講習などが、程度の差こそあれ必要になってきますが、中でも印刷された商品を断裁加工する断裁機の調整や整備においては、労働安全衛生法に定められた特別教育を受けることが義務づけられています。このため当社では毎年講師の先生をお招きして、該当する作業に携わる製本オペレータに対して特別教育を実施しています(・ω・)

タケムラ自身、断裁機や製本機等を操作するわけではないのですが、前から特別教育が実施されていることは知っていたので、受けてみたいと思いながらもこれまで業務の都合上スケジュールが合いませんでした。そんな中、現在工場内の安全衛生にまつわる業務にも携わっていることもあるため、何とか都合をつけ先日製本オペレータにまじって、ついに受講させていただきました(^^)v

断裁のことをごくごく簡単に説明しますと、オフセット印刷での断裁はある一定の枚数を基準として断裁してゆきます。重なり合った紙の強度たるや、木材などよりも遥かに固くなるわけですが、その重なり合った紙が一瞬で裁ち落とせるほどに、断裁機の刃はとても鋭利なものとなっています。ただ、鋭利な分危険度が高くなってきますので、万一オペレータが誤って手を挟んでしまったりなどすると重大な事故にもつながりかねません。そのため未然防止の観点から、断裁機にはさまざまな安全装置が取り付けられています。

断裁機の安全装置についてごくごく簡単に説明しますと、断裁機足下のペダルを踏むことで、紙を固定するクランプとよばれる装置をはたらかせ、両側についてるボタンを左右同時に押すことにより初めて刃が降りる仕組みになっています。こうすることでオペレータが安易に紙に手を当てたりすることを防いでいるわけですが、このほかにもオペレータの手前と刃の間には赤外線感知式の安全装置が取り付けられていて、例えば断裁作業中に手を入れたりなどで安全装置が感知すると、断裁機の刃が降りない仕組みになっています。

そのほかにも断裁機には幾重にも安全装置が張り巡らされているのですが、オペレータがその気付きを持ちながら作業しているかなども含めて、作業における危険を回避するための心得などを、テキストを交えて座学ながら約半日ほど講義いただきました。

講義の中では安全にまつわることのほかに、刃先の角度や刃が降りる角度およびその理由などについても取り上げていただき、断裁のTips的なことをあまり知らなかったタケムラとしてもとても勉強になりました。それは、受講した製本オペレータにとってみても、普段は作業がメインとなる中でこのような気付きを持つ機会があることは、特別教育といった堅苦しい言い方をしなくても、それぞれに役立てられる内容があったのではと思います(・∀・)

Tips的なところは、機会がありましたらブログやBBSなどでもご紹介できればと思いますが、断裁の善し悪しは印刷品質を決定づける大事な要素でもあります。常に安全を念頭に置きながら、当社の断裁につきましても更なる品質の向上と技術の向上に努めてまいります!!