「SOYインキマーク」と「植物油インキマーク」

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環境保護に対応したインキとして、大豆油を使ったことで有名な「SOYインキ」は、当社でも一部の印刷商品に使用させていただいております。SOYインキを使った印刷物には「SOYインキマーク」を貼ることができるため、環境にやさしい印刷物としてのアピールにご利用いただくお客さまも多くいらっしゃいます(・ω・)

SOYインキについては、以前このブログでも『SOYインキ』として取り上げたことがありますが、昨今の報道によるとSOYインキマークを商標登録しているアメリカ大豆協会の商標期限が2011年で終わるとのこと。この更新についてアメリカ大豆協会が延長するかどうかの意向が不明瞭なため、日本の印刷インキ工業連合会(通称インキ工連)がSOYインキマークに代わる新しい認証マークとして認定したのが「植物油インキマーク」で、2月1日より運用が始まっているようです。

植物油とは、再生可能な大豆油・あまに油・桐油・ヤシ油・パーム油といった植物由来の油、およびそれらが主体の廃食用油(てんぷら油・米ぬか油)などをリサイクルした再生油のこと。
そして植物油インキは、インキ中に含有する植物油または植物油を原料としたとある成分との合計が含有基準量以上のインキであることと定義づけられているようです。

化石燃料に代わるバイオ燃料としてトウモロコシや大豆などがクローズアップされていますが、需要が拡大するにつれてこれら穀物類の原材料価格は高騰が続いています。そのような中で環境対応をうたうインキの原料に大豆だけを限定せず、食用以外の植物油を採用することで原料の安定供給も目指した、そんな背景が植物油インキにはあるようです。

日本では広くにわたってSOYインキの使用が浸透している感もありますが、植物油を原材料としていたのは大豆が初めてではなく、亜麻の油である「あまに油」も古くから使われてました。ってこれも植物油インキの定義に当てはめてみれば、配合率などの問題もありますが、植物油インキと呼んでもおかしくないかもしれませんよね。

SOYの認知度が高い中で植物油インキマークが浸透するにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、当社でも取り扱いが始まる折りには何らかのご案内をさせていただくかと思います。ちなみに植物油インキもSOYインキ同様に食べることはできませんので、念のためm(__)m

あ、ちなみにSOYインキマークは現状も使用可能です。すぐになくなるわけじゃありませんので、お間違えのないようにお願いしますね☆彡


《参照リンク》

【印刷インキ工業連合会、植物油インキ定義と準拠マーク制定】
 ●印刷ジャーナル
  http://www.pjl.co.jp/topics_page47.html
 ※ここで植物油インキマークが見れます。

【インキ工連、「大豆油インキ」に代わる新しい認証マーク「植物油インキマーク」制定】
 ●日本印刷新聞
  http://www.nichiin.co.jp/news/kiji/1233283768_14057_1.html

 ●印刷インキ連合会
  http://www.ink-jpima.org/index.html

 ●アメリカ大豆協会
  http://www.asaimjapan.org/

【SOYインキ】
 ●印刷通販gr@phicブログ
  http://blog.graphic.jp/2007/02/soy.html

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