「ファインペーパーがちょっとわかる」展 3

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少し前になりますが、当社でもおなじみの竹尾さんが主催される『ファインペーパーがわかる展 3』に行ってきました(^^)v

竹尾さんのイベントには最近になってちょくちょく行かせてもらえる機会の増えたタケムラですが、足を運べば業務としての内容もさることながら、個人的にも紙のいろいろなところにいつも魅了されて帰ってきます。そんな中で今回の「ファインペーパーがわかる展 3」では紙作りの一部についてご案内されるとのことで、とても楽しみにしていました(^^)

展示会場は大阪はキタの南扇町にある「メビック扇町」。といってもそういう名前の建物があるわけじゃなく、大阪市水道局扇町庁舎の2Fがその会場でした。大阪市水道局扇町庁舎は昭和を感じさせる建物でなかなかの雰囲気があるのですが、メビック扇町の名前だけ頼っていくとわからないところでした(^^ゞ

会場を入ると、正直なところさほど広いところではなかったのですが、紙を製造する「抄紙」と呼ばれる工程の一部を、竹尾さんで取り扱われる厚紙と薄紙のファインペーパーを一部絡めた上でご紹介いただくなど、貴重な展示を拝見させていただきました。

抄紙工程は、パルプから紙が作られる工程の一部にあたります。ただ薄い紙や厚い紙を作るときには工程そのものが異なっていたりします。均一な厚さと生産性に優れた「長網(ながあみ)抄紙機」、生産性こそ長網抄紙機には劣るものの、紙を厚く作ったりかつ何層もの紙を重ね合わせるのに優れた「丸網(まるあみ)抄紙機」。それらの簡易模型が展示されていたので、それぞれの網にパルプがどうやって絡んでいくのかなどを、会場におられた竹尾さんの営業の方に丁寧にご説明をいただきながら、興味深く拝見させていただきました。

またパルプにも紙の厚みに適した種類があることと、水に溶いたパルプに「粘剤」と呼ばれる液剤を入れるのですが、その量によって紙厚が変わってくること、そして抄紙する網の番手によって紙厚の向き不向きがあることなども、展示されたそれぞれのサンプルを見つつ、そしてこれまた竹尾さんの営業の方に丁寧にご説明をいただきながら、興味深く拝見させていただきました。これらは一人で見てたらなかなか理解できないところでした(^^ゞ

今回は特に新しい紙が登場したわけではなかったのですが、紙を構成する仕組みと言うかメカニズム的な一部を見ることができましたので、印刷における紙の向き不向きや豆知識的なところを知る意味でもとても貴重な経験をさせていただいたと思います。これらはいろんなおはなしを絡めてブログや何らかの形で皆さまにもご案内などできればと思います(^^)

さて、今回のような紙の展示会に足を運ぶとき、ご覧になる方の視点の違いによっていろいろな捉え方があると思います。タケムラは印刷を含め紙のことなどをメインにデザイン的なところもちょこっと見ているわけですが、展示物を見ているだけでもデザインと紙選びを絡めたところでいいヒントになると思います。もちろんテーマを決めて見に行けばもっと参考になるかもしれません。展示物には特殊な印刷が施されている場合も多いので、当社でもすべてに対応しているわけではありませんが、ブログをご覧の皆さまも機会がございましたら是非ともこのようなイベントに足を運んでほしいと思う今日この頃です。

来年にはパッケージに関する展示会も予定しているとのこと。こちらにも機会がありましたら是非足を運んでみたいと思います(^^)

ちなみに先日ブログでもご紹介したように名刺を作ったタケムラでしたが、今年の竹尾さんのペーパーショーの影響を受けて「ヴァンヌーボVG」を使ったこともあり、ちょっとはずかしかったけどその名刺も見てもらいました(*/ω\*) 会場をご案内いただいた営業の方はちょっとびっくりされたみたいでしたが、タケムラの説明にも耳を傾けていただけて、うまく印刷されてますねとのお言葉もいただきました。これはこれで素直にうれしく思うタケムラなのでした(^^)v


○参考リンク
「ファインペーパーがちょっとわかる」展3 厚い紙と薄い紙
 http://www.takeo.co.jp/web/shop/showcase_osaka081015.html