トリパイン(シルク)

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いまデザイナーさまや写真家さまの間で注目を浴びている、高級印刷紙のトリパイン。ついにグラフィックでも取り扱うことになりました! それが今回ご紹介する『トリパイン(シルク)』です。

かつて日本の製紙会社に在籍された技術者が海を渡り、韓国は啓星(けいせい)グループで高級紙製造の技術指導を行って、アート・ファンシー系、ダル・マット系の高級印刷紙として誕生させたのが、この「トリパイン」。グロス系やダル系の風合い違いが開発され、現在までにトリパインシリーズとして6種類の紙がラインナップされている輸入紙なんです。

トリパインシリーズに共通した特徴のひとつには「オフコーター」と呼ばれる塗工製法がとられています。近年は抄紙工程(紙を漉く工程)の後に引き続いて紙表面への塗工処理を行う「オンコーター」が主流なのですが、この方法だと紙の生産速度は早まる反面、紙自身が固く仕上がる傾向にあるとのこと。オフコータの場合は抄紙工程が完了した後、塗工処理を別工程で行います。別工程が増える分手間こそかかりますが、こうすることで塗工面の風合い・肌合いの質感が上がるほか、紙の持つしなやかさや手触り感に特徴が生まれるそうです。そのため、今でも高級な印刷紙はオフコータで製造する方法がとられています。ちなみに当社でも人気の「ヴァンヌーボシリーズ」や「ハイマッキンレーシリーズ」などの高級紙もオフコータで製造されているそうですよ。

もうひとつの共通した特徴として、トリパインシリーズには蛍光染料が用いられていません。蛍光染料(強制白色化)は紙を白く見せるためにほとんどの紙に入れられることが多いのですが、経年による紙の黄変化を招くこともあるとのこと。そのため、トリパインシリーズの紙種はややきなりの紙白が持ち味です。この紙白は見ても読んでも眼が疲れにくく、啓星グループでは「ナチュラルホワイト」と呼んでいます。この紙白、そして温かい風合いと手触りこそがトリパインの特徴であると言えるでしょう。その中で当社が取り扱う『トリパイン(シルク)』についてはトリパインシリーズのなかでも白色度が高められているのが特徴です。

ちなみに『トリパイン(シルク)』は紙種のカテゴリとしてはファンシー系ダル・マット紙に属しますが、当社で取り扱いのある紙と比較してみると、仕上がりとしては、カテゴリが違いますが「ハイマッキンレー ピュアダルアート/ピュアダルポスト」にやや似てます。ただ、紙同士を比較するときにはファンシー系の紙と比べられることが多いことも特徴で、当社で扱いのある紙種でいくと「ヴァンヌーボ」「ライトスタッフ」「吉祥紙」などとも比べられることもあります。

ダルアート・ファンシー系ダル・マット紙の特徴を生かすにあたっては、微妙な紙白の色合いの違いもデザイン的にこだわってみたいところ。タケムラとしては無料サンプルを手に取ってご覧いただきながら、その違いを感じていただければと思います。

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あと、印刷には直接関係ありませんが「トリパイン」は包装紙がけっこう派手なんです(^^)
たいていの印刷紙は茶色などのクラフト系の紙で包装されて入荷するのですが「トリパイン」だけは包みからしてかなりカラフルなんです。似たような包みの紙が多い中で、この包みだと写真のように離れたところからでもすぐにトリパインだとわかるんですよね(^^ゞ

『トリパイン(シルク)』については、今回はカード系で連量180kgのものをご用意させていただいております(連量はいずれも四六判換算)。日本の高級紙つくりのノウハウが注ぎ込まれたトリパイン。皆さまのご利用を心よりお待ちしております!

☆当社で使用している全ての紙種は、無料サンプルとしてご用意しております。印刷の仕上がりイメージを実際にお客さまご自身でお確かめいただけますので、是非無料サンプルをご請求ください!

【トリパイン(シルク)を含めたサンプルのご請求はこちら】
 http://www.graphic.jp/material/index.html

※トリパインは、韓国啓星グループの日本法人となるトリパイントレーディング株式会社より発売されている紙銘柄です。


※この記事の文章および画像を、無断で転用することは固くお断りします。

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