MacBook Air

アメリカのサンフランシスコで1月15日から18日の4日間開催された【Macworld Conference & Expo 2008】。今年もMacに関連したさまざまな商品が発表されました。

昨年のMacworld Conference & Expo 2007ではiPhoneが発表されたほか、アップルコンピュータの社名がアップルに変ったことでも話題を呼びましたが、今年の目玉は何と言っても【MacBook Air】でしょう。MacBook Airの発売は2月頃とのことですが、発売まで待ちきれないと言ったカンジでさまざまなサイトでレビュー記事が書かれており、関心の高さを伺わせます。

今回のMacworld Conference & Expo 2008では、アップルがノートパソコンを発表するかもしれないというウワサが、かなり前から流れていました。また、昨年末にはアップルがMacBook Airの名称で商標登録をとったりドメイン登録をしていたことから、アップルが新型ノートパソコンを発表することはほぼ間違いなく、その形式は液晶タッチパネルなのか、あるいはタブレット形式なのかなどさまざまな憶測がネット上を飛び交っていました。

で、ウワサ通りMacBook Airの名称で薄型ノートパソコンとして登場した姿をご覧になって、きっといろいろな感想をお持ちかと思います。

液晶タッチパネルの採用やタブレット形式ではなかったものの、CD/DVDディスクドライブを内蔵せずに2センチに満たない「世界最薄」の筐体を実現し、その代わりにネットワーク越しのMacやWindowsPCのCD/DVDドライブを利用できるRemoto Disc機能を持ち、iPhoneやiPod touchのようなマルチタッチを実現した大型のトラックバッドと、オプションで64GBのSSD(ソリッド・ステイト・ドライブ)も選択できるMacBook Airは、それだけでも注目に値する機能が数多く盛り込まれているように思えてなりません

特に、標準では1.8インチで80GBハードディスクを搭載していますが、オプションで64GBのSSDを選択できるところは、MacBook Air最大の目玉かもしれません。


SSDはフラッシュメモリなどで構成されており、ハードディスクのように駆動モータやヘッドを持たないために耐衝撃性にすぐれるほか、ノートパソコンなどのバッテリでの消費電力低減にも役立つことから、ハードディスクにとって代わる大容量ストレージとして注目を集めています。そのような中で、世界最薄のノートパソコンとして登場したMacBook Airに、期待のSSDを搭載する意義は大いにあったのではないでしょうか。

ただ、今のところSSDは非常に高価で、オプションでSSDを選択すると10万円以上価格が上がってしまいます。とは言え、ハードディスクの出始めの時が高価であったように、SSDも今後普及するにつれてバイトあたりの単価はどんどん下がっていくことでしょう。

それにしても折れそうなくらいに薄い筐体のMacBook Air。CD/DVDディスクドライブ以外にもメモリがオンボードであったり、バッテリパックも取り外しが出来ないなど、薄くするためのさまざま工夫がなされています。これを不便と見るかどうかはユーザ次第かと思いますが、かつての【PowerBook Duo】を連想された方もおられるのではないでしょうか。特にディスクドライブを搭載しないあたりは、当時としては破格的な小さな筐体として話題を集めたPowerBook Duoと重なりますが、【Duo Dock】と呼ばれる拡張装置を取り付けないとパソコンとしての機能の充足が図れなかったPowerBook Duoのことを思うと、MacBook Airは前述のRemoto Disc機能を始め、さまざまなネットワークやUSBを介してPCやメディアに接続できる手段を持っています。いやはや、便利になったものですね。

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などと言いながらMacを使い始めて十数年のタケムラ。欲しいMacが増えているのに、先立つものと相談しながら、ウチではPowerBookG3が未だに現役な今日この頃です。


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