Creative Suite 3

7月にリリースされたアドビのCreative Suite 3。当店でもいち早く対応し、すでにデータのご入稿も頂いております。社内でもデータ処理を担当する部門を優先にインストールしているのですが、こないだタケムラのMac ProにもCS3 Design Premiumをインストールしてもらいました。新しもの好きのタケムラ、かなりうれしかったりして(^^)v

今回のCS3の一番の特徴は、アドビが提唱するAPPEにIllustrator、InDesign、Photoshopなどが正式対応しています。CS3に先行して昨年末にリリースされたAcrobat8でも、すでにDistiller(※1)でAPPE対応のPDF/X-4(※2)の書き出しが行えるジョブオプションは選択できましたが、その手前のアプリでPSやEPSに書き出した時点で透明などは分割されているので、PDF/X-4の恩恵を受けることはできなかったようです。APPEについては以前ブログでも少し触れましたが、PDF/X-4のことについてもブログなどで取り上げられたらいいかな、と思っています。

さてさてIllustratorCS3を早速起動してみたところ、デフォルトの状態でツールパレットの形状が変わっていたので「使い勝手かわっちゃったかも…」とこの時点で慣れるまでに時間かかるかなと覚悟を決めちゃいそうになりました(>_<) 程なく形状が従来のカタチに変えられたので(これってCS2にもあったのかなぁ…)ちょっとホッとしたんですけどね。

ほか、ワークスペースまわりでは「ドッグ」と呼ばれるパレットの整理ツール(?)が実装されていて、各種パレット類をきれいに整理出来るようになっています。タケムラはCS2までパレット類を出しっ放しで使っていましたが、よく使うパレット類をドッグに登録してみたところ、ワークスペースまわりがすっきりしたので、ちょっと使い勝手良さげかなと感じつつ、CS3の検証をしたり早く操作に慣れたいなあと思ったりしながら、日々の作業の中でCS3を使い始めています。

あと、面白いと感じたのは、Photoshop CS3。各方面で取り上げられている『レイヤーの自動整列』も確かに面白い機能なのですが、トーンカーブのウィンドウを出した時、ヒストグラムのウィンドウもバックに同時に表示されるようになっているのです。デジカメ画像の色調補正をするときにはトーンカーブとヒストグラムはほぼ必ず出しますので、これらがひとつのウィンドウで両方見られることに思わず「これ、便利やん!」と叫んでしまいました(^^ゞ

そのほか、CS2で設定したカラーマネジメントは、CS3でもそのまま継承されますし、メニューやショートカットは、タケムラが日頃使う中ではほとんど変わっていないようで、使っていて今のところは特に不便を感じてません。まだまだCS3の全部の機能を試したわけじゃないですが、使い慣れたバージョンのソフトウェアは、時には手になじんだ道具のように使い勝手がいいものの、新しいバージョンで新機能が搭載されて、かつ出力も対応しているなら、使ってみる価値はあるかもしれないと感じた今日この頃です。

※ 1 Distiller
Acrobat に付属する、PDFファイルを作成するためのアプリケーションで、正式名は『Acrobat Distiller』。PostScriptファイルやEPSファイルなどから、さまざまなジョブオプションを経てPDFファイルに変換することができる。
※ 2  PDF/X-4
印刷工程を重視した仕様としてCGATSと呼ばれる団体が作成した規格「PDF/X-1a」などの仕様をさらに拡張し、PDF1.6、透明性の追加等の機能を加えた印刷を前提とした規格。現在ISO認定規格(ISO15930-7)として審議中。


◎画像はクリックしていただくと拡大表示されます。

  • 投稿者:
  •  日時:
  •  カテゴリ: