フォント vol.1 ~フォント形式の見方と印刷について~

フォントとは?

フォントのことを明朝体やゴシック体など、文字の書体やデザインという意味で捉えている人は多いでしょう。しかしその他にも、フォントにはとても一言では説明できないほど、さまざまな捉え方があります。そしてフォントとは印刷業界においてキーポイントとなる言葉です。

なぜ、フォントがキーポイントとなるのか?それは、フォントの種類によっては印刷不可能なものがあるからです。特に印刷ではよく使われている『PostScriptフォント』の場合、データで使用されている同一種類のフォントが、PostScriptプリンタやRIPにインストールされていなければ、正常に文字が出力されません。

対応フォントの場合は難なく印刷することができますが、非対応フォントの場合はアウトライン化を行なう必要があります。アウトライン化を行うことで、データ内のフォントはテキストデータではなく図形データとして扱われるようになり、印刷が可能になるのです。『Illustrator』や『InDesign』などのソフトはアウトライン化に対応しております。しかし、残念ながら全てのソフトにアウトライン化の機能があるわけではなく、アウトライン化が不可能な場合は、非対応フォントを対応フォントに変えていただかなければなりません。

フォントは大きく分けて『PostScriptフォント(OCFフォント/CIDフォント)』『TrueTypeフォント』の2つの形式があります。またその他、OSのプラットフォームの違いやフォントの種類の違いによる弊害を解消した『OpenTypeフォント』という形式のフォントもあります。それぞれのフォントの詳しい説明については、後日お話ししたいと思います。

さて「使っているパソコンに搭載されているフォントの形式が分からない」「フォントってどこのフォルダに搭載されているの?」という声が聞こえてきそうですが、OSの違いによって搭載されているフォントの格納場所や扱える種類、見え方が異なってきます。見分ける方法は、フォントのアイコンや拡張子、あるいはフォントユーテリィティなどを利用することで確認していただくことができます。ここでは『Mac OS9以前』『Mac OSⅩ以降』『Windows XP』の3つのOSでそれぞれ示してみたいと思います。


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gr@phicをご利用いただくときは、対応フォントの確認と共に、『Illustrator』の場合、全てのフォントはアウトライン化することが必須となっています。忘れずに行なうよう、よろしくお願いいたします(^^)/
また『InDesign』の場合、アウトライン化を行なうことが可能ですが、データが重くなってしまうことがございます。『InDesign』でのご入稿は、なるべく対応フォントで制作いただきますようお願いいたしますm(__)m
ご質問やお困りの点がありましたら、どんなことでもお気軽にカスタマーサポートまでお問い合わせください。

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