デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.7 ~印刷用画像補正(アンシャープマスク[USM]とデータ保存)~

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2週に渡ってお送りした“プロから学ぶテクニック”の第2弾、「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう」も今日で最後になりました。完璧にマスターするまでもう少し・・・それでは、冨田課長おねがいしま~すv(^▽^)v



●アンシャープマスク(USM)
次にアンシャープマスク、輪郭強調処理です。
デジカメの機種や設定、使用する画像サイズなどによって適用値は変わってきますが、だいたいの値は決まっています。

量は100~350程度。上級機種(一眼レフタイプ)ほど撮影時の輪郭強調は弱めに設定されています。
すなわち上級機種は300程度、コンデジ(コンシューマーデジカメ)は150程度にします。

半径は0.5~1.5程度にします。

しきい値は0~5程度で、機械などシャープにしあげたいものは0~1、人肌など滑らかにしあげたいものは3~5程度にします。

これが適正といったものがないので試行錯誤するしかないのですが、うまくいった時の画像を見本にするのも良いでしょう。その時は必ず画像の表示をピクセル等倍(100%)で見て下さい。
このアンシャープマスク処理はあくまでも印刷用の処理なので、写真プリントやインクジェット出力には適しません。(輪郭強調が強くなりすぎる)


●データ保存

画像ファイルのデータ保存ですが、デジカメ撮影ではJPEGで撮られる事が多いかと思います。
しかし、印刷用の画像ファイルにはJPEGは適しません。eps形式で保存するのが良いでしょう。

もともとJPEGファイルの時点で画像が圧縮されていたわけですから、非圧縮を選んでもあまり意味がありません。ですので、epsも圧縮を使用します。ただし最高画質(エンコーディング)を選択して下さい。



以上で、デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換する方法の説明を終了いたします。
皆さん、2週にも及ぶ、長い期間読んでくださってありがとうございます。もし疑問・質問がございましたらコメントのほうにお寄せ下さい。また、感想もぜひお聞かせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

画像管理課  冨田


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【過去の記事一覧】
「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.1 ~CMYKとは・RGBのプロファイル~」
「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.2 ~印刷用画像補正(デジカメと画像ファイルの開け方)~」
「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.3 ~印刷用画像補正(画像解像度変換と画像サイズ変換)~」
「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.4 ~印刷用画像補正(濃度・色調補正 ヒストグラム)~」
「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.5 ~印刷用画像補正(濃度・色調補正 セットインコピー)~」
「デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.6 ~印刷用画像補正(CMYK変換)~」