デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換しよう vol.1 ~CMYKとは・RGBのプロファイル~

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今日から2週に渡り“プロから学ぶテクニック”の第2弾をお送りします(^o^)v今回の講師も前回と同様に当社のテクニカルスタッフ、画像に関するスペシャリストの画像管理課の冨田課長をお招きしました。今回は、デジタルカメラのRGBを印刷用のCMYKに変換するテクニックを伝授していただきます。
それでは、冨田課長による印刷物の作成テクニック画像編2です!どうぞ!!



RGB→CMYK変換、一般の方にはCMYK変換などほとんど無縁の話ではないでしょうか。印刷所で出版物を作る際に通常使われている画像ファイル形式がCMYKです。というわけで、今回はあまり馴染みのない、CMYKについて触れていこうと思います。

●CMYKとは
●RGBのプロファイル
●印刷用画像補正
上記3項目を解りやすく説明していきます。




● CMYKとは
CMYKとは印刷するための4色のことを表します。

(図-1)俗にいうフルカラーとはこの4色で印刷されています。(ちなみにモノクロ印刷はブラックインキのみで印刷したものです。) そして印刷物を拡大してよく見てみると、それぞれの色が小さな点で表現されていることがわかります。(図-2)

このような小さな点を網点と呼びます。写真など濃淡のある部分は、製版段階で細かい網点に変えて印刷します。なぜ小さな点(網点)に変えるのでしょう。みなさんが絵の具で色の濃淡を表現したい時にどのようにしていましたか、そう、絵の具を水で薄めていましたよね。しかし印刷ではインキをある部分だけ薄めて刷るといった事は出来ません。水の代りに印刷用紙の紙色を使います。紙の面積とインクの面積の混ざり具合で濃い薄いを表現しています。


● RGBプロファイル 
ハイエンドデジタルカメラはsRGBとAdobeRGBのカラースペースを設定できます。さてどちらを使った方がいいのでしょうか。
まず、(図-3)をご覧ください。sRGB、AdobeRGB、日本の標準的印刷の色域を表しています。注目すべき点は印刷の色域の方がsRGBの色域よりも広い部分があるということです。特に印刷でダイナミックに表現できる水色の階調を犠牲にするsRGBを使用するのはいかがなものでしょうか。以上の理由で印刷用に撮影するのであれば、印刷色域のほとんどを網羅するAdobeRGB色空間での撮影を推奨します。もしお手持ちのカメラにAdobeRGBの設定があるなら是非ご使用してみて下さい。



今日はここまで。明日からは、「印刷用画像補正」についておはなしします。

画像管理課  冨田


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