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印刷とモニターの色あわせ

2006年10月25日 ブックマークに追加する

印刷とモニターの色あわせ vol.1 ~環境光の整備~

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いつもと手法を変えて今日から4日間に渡り、印刷物の作成に役立つテクニックを皆様にお届けしたいと思います\(^O^)/
そこでテクニックを伝授するための講師として当社のテクニカルスタッフ、中でも画像に関するスペシャリストの画像管理課の冨田課長をお招きしました。 それでは、冨田課長による印刷物の作成テクニック画像編です!どうぞ!!


みなさん、印刷の色とモニターの色が同じに見えたら作業がずっと快適になるのに…と考えたことはありませんか?

本格的にモニター調整をするとなると、専門知識や機器が必要となってきます。しかし、そこまでではなくとも、誰にでも出来る最低限の調整方法があります。
調整方法を分けてみると・・・

●環境光の整備
●モニター調整
●Adobe製品のカラー設定 (Photoshop編/Illustrator編)

この3項目に分けることが出来ました。この方法を4日間に渡りお教えします。今よりもずっと快適な環境を作ることが出来ますので、ぜひ試してみてください。まずは、環境光の整備です。


(環境光の整備)

 はじめに、パソコンの前に座る前、モニターが置かれている環境に目を向けて下さい。窓からの外光が映り込んでいたり、自分の服の色が映り込んではないですか?いくら、モニターの表示が正しく設定されていても、外からの影響で変化してしまうようでは意味がありません。光環境を適切に行なうために下記のポイントをおさえて下さい。
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(1)色調作業に適したモニターを使用する。
(2)外光が映り込まない場所にパソコンを設置する。
(3)目線がモニターと垂直になる角度に調整する。
(4)モニターに無彩色のフードを付ける。
(5)高演色AAA昼白色もしくは3派長型昼白色タイプの蛍光灯を使用する。

(1)に反する不適合モニターとは、ノートパソコンや低視野角の液晶モニターになります。(ようするに、見る角度を少し変えると画面の濃さや色見が変化するようなモニターは不可です。)
(4)のフードですが、有ると無いとではかなりの差がでます。もちろん手作りで構いませんので、せめて色調作業時だけでも付けることをおすすめします。
(5)に関しては簡単に用意できるものではありませんが、出来ることならば、購入することをおすすめします。この蛍光灯を使用することによってモニターだけでなく印刷物に対しても、今以上に正確な色で見ることができます。


今日はここまで。明日は、「モニター調整」についておはなしします。

画像管理課  冨田

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気持ちはいつも新鮮に この記事へ 印刷とモニターの色あわせ vol.2 ~モニター調整~

2006年10月26日 ブックマークに追加する

印刷とモニターの色あわせ vol.2 ~モニター調整~

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昨日に引き続き、印刷とモニターの色あわせをお送りします(^∇^)それでは冨田課長、お願いしまーす!


(モニター調整)

 モニターの調整は、環境光が整ったところで行ないます。調整方法は、下記の4つです。モニターに備え付けてある調整つまみ、ボタンで操作をします。

(1)色温度を5000k~6500kにする。
多くのモニターは購入した時、色温度を9300kに調整されています。色温度は高温であるほど青く、低温であるほど赤く見えます。モニターの色温度をDTPに適した5000kに調整すると画面が赤っぽくなり、最初は見にくく感じるかもしれませんが慣れてしまえば気になりません。

(2)コントラストを調整用画像を参考に調整する。
CRTモニターを使用している場合、はコントラストを最大まであげるだけで調整完了です。
液晶モニターの場合は、最大値で設定するとモニターが明るくなりすぎてしまうことがあります。左上に調整用画像を用意しましたので、参考にしながら調整して下さい。調整用画像はクリックすると大きく表示されます。調整用画像を見ながら、コントラストをつまみ(ボタン)で調整していき、枠の左上に「G」という文字がうっすら浮かびあがるように合わせてください。この時、文字はなんとなく見える程度で、はっきりと見えすぎないように注意して下さい。これで右上の「G」は文字が判別できる程度になったかと思います。

(3)ブライトネスを調整用画像を参考に調整する。
ブライトネスも、(2)で使った調整用画像を参考にしながら調整を行います。 まず、ブライトネス値を0にし、外枠の上部を見ながらブライトネスを徐々にあげていき「gr@phic」という文字が見えるようにつまみ(ボタン)で調整します。この時、文字はうっすら見える程度で、はっきりと見えすぎないように注意して下さい。これでコントラスト、ブライトネス調整は終了です。これでかなり正常なモニターになったはずです。

(4)RGBバランスを確認する。
これも(2)で使った調整用画像を参考に確認します。まず、調整用画像にある7つの円形のうち、中央にある円形が一番ニュートラルグレイに見えるかを確認して下さい。もし、中央以外の円形の方がニュートラルグレイに見えるようでしたらモニターのRGBバランスがくずれています。この場合、もう少し専門知識が必要ですし、機材のかかる調整となります。今回の簡単調整の主旨からはずれますので割愛させていただきます。


今日はここまで。明日と明後日は、「Adobe製品のカラー設定」についておはなしします。

画像管理課  冨田


◎画像はクリックしていただくと拡大表示されます。



【過去の記事一覧】
「印刷とモニターの色あわせ vol.1 ~環境光の整備~」

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2006年10月27日 ブックマークに追加する

印刷とモニターの色あわせ vol.3 ~Photoshop編~

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今日も引き続き、当社テクニカルスタッフ、画像のスペシャリストの冨田課長による印刷とモニターの色あわせをお送りします。今日と明日のテクニックは、ユーザーも多数いらっしゃるAdobe製品のカラー設定についてお話していただきます(^o^)vそれでは冨田課長、よろしく!!


(Adobe製品のカラー設定)

 それでは、最後の項目、Adobe製品のカラー設定についてです。印刷データ作成時によく使われるAdobe PhotoshopとIllustratorのカラー設定を行います。モニター調整が正しく表示されていても、アプリケーション側の設定が間違っていたら色の表示のされ方が変わってしまいます。まず、今日はPhotoshop編からおはなしします。


●Photoshop編

Photoshopはバージョン6.0以降をお使い下さい。
「編集」→「カラー設定」を呼び出し、右の画像を参考に設定します。(画像はMacOS、PhotoshopCS2のものです。)

【PhotoshopCS、CS2の場合】
設定:プリプレス用‐日本2
カラーマネージメントポリシー
RGB:埋め込まれたファイルの保持
CMYK:オフ
グレー:オフ

【Photoshop6.0、7.0の場合】
設定:プリプレス用-日本
作業用スペース
RGB:Adobe RGB(1998)
CMYK:Japan Color 2001 Coated(※)

カラーマネージメントポリシー
RGB:埋め込まれたファイルの保持
CMYK:オフ
グレー:オフ

※Japan Color 2001 CoatedはPhotoshop6.0、7.0には初期状態では装備されていません。ご自分でAdobeのホームページからダウンロードしていただく必要があります。
ダウンロードしたプロファイルは指定された場所に保存しないと機能しません。


(保存方法)
Mac OSの場合
Mac OS 9…システムフォルダ/ColorSyncプロファイル
Mac OS …Users/【ユーザー名】/Library/ColorSync/Profiles

Windowsの場合
XP…Windows\System32\Spool\Drivers\Color


今日はここまで。明日は、Illustrator編です。

画像管理課  冨田


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【過去の記事一覧】
「印刷とモニターの色あわせ vol.1 ~環境光の整備~」

「印刷とモニターの色あわせ vol.2 ~モニター調整~」

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印刷とモニターの色あわせ vol.2 ~モニター調整~ この記事へ 印刷とモニターの色あわせ vol.4 ~Illustrator編~

2006年10月28日 ブックマークに追加する

印刷とモニターの色あわせ vol.4 ~Illustrator編~

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昨日に引き続きAdobe製品のカラー設定のお話をお送りします。今日のおはなしの内容は、昨日の「Photoshop編」に対して、「Illustrator編」です。


●Illustrator編

Illustratorはバージョン8.0以降をお使い下さい。
「ファイル」→「カラー設定」を呼び出し、2つの画像を参考に設定します。(画像はMacOSのものです。)


【Illustrator8.0の場合】
プロファイル 
モニタ[RGB]:Adobe RGB(1998)
プリンタ[CMYK]:Japan Color 2001 Coated(※)


【IllustratorCS、CS2の場合】
設定:プリプレス用ー日本2

※Japan Color 2001 CoatedはPhotoshop6.0、7.0には初期状態では装備されていません。ご自分でAdobeのホームページからダウンロードしていただく必要があります。
ダウンロードしたプロファイルは指定された場所に保存しないと機能しません。


今あるパソコン環境で調整を出来ることを前提に、色のことを全く知らない方にでも出来る、印刷とモニターの色の調整方法を紹介してきたつもりです。今までモニター調整をしたことが無い方は、難しく思うかもしれませんが、そのような方にこそぜひ挑戦してもらいたいと思います。

もしこれらの方法でやってみたけれど、正しくできているかわからないという方は、当社のオリジナルカラーチャートと、当社ホームページにある資料請求のページからダウンロードできる画像とを見比べて下さい。より正確にモニター調整の確認を行うことができます。
オリジナルカラーチャートは無料で配布していますので、当社ホームページからお気軽にご請求下さい。
もっと詳しく知りたい方は、インターネット等でさらに専門的に紹介したサイトなどが多数あります。参考にしてみてはいかがでしょうか。


今日で、「印刷とモニターの色あわせ」のおはなしは終わりです。4日間、最後まで読んで下さった方々どうもありがとうございました。理想的な色で印刷物を作るための一歩を踏み出すためには、モニター調整は大切なことです。そのことに気付いてもらえたら嬉しく思います。

画像管理課  冨田


◎画像はクリックしていただくと拡大表示されます。



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「印刷とモニターの色あわせ vol.1 ~環境光の整備~」

「印刷とモニターの色あわせ vol.2 ~モニター調整~」
「印刷とモニターの色あわせ vol.3 ~Photoshop編~」

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