
●《CS4共通》タブで切り替えができるようになりました。
今回のCS4で共通した大きな変更としては、タブで切り替えができるようになったことです。タブ切り替えについてはIE7・Firefox・SafariなどのWebブラウザではすっかりおなじみになりましたが、ひとつのウィンドウ内に複数のウィンドウをタブで切り替えて表示する便利な機能です。この機能、かつてマクロメディアの製品でIllustratorの競合ソフトであった『FreeHand』にも実装されてたと思うのですが、複数ドキュメントの切り替えをウィンドウ単位じゃなくタブ単位で表示できるのはなかなか使い勝手がいいと思います。
次にDTPに関連するIllustrator CS4, Photoshop CS4, InDesign CS4の3つより、気になった機能をそれぞれひとつずつ取り上げてみたいと思います。
●Illustrator CS4
1つのファイルに複数のアートボードを持つことができるようになりました。
これまでIllustratorといえば《1ファイル=1アートボード》という考え方でしたが、いろいろな大きさでかつ複数のアートボードを持つことができるようになったんです。
タケムラコメント)Illustrator CS4の複数のアートボードに関しては、CS4関連のレビュー記事を見ているとFreeHandに実装されていた「マルチページ」という機能にも似ていると言われています。でもそれに付随する「マスターページ」の概念はIllustratorにはありません。そこまで対応したらInDesignとカブると思いますし(-_-;)
●InDesign CS4
スプレッドビューを回転する機能が追加されました。
InDesignでは見開きのことをスプレッドと呼んでますが、例えば冊子の制作で縦横の向きが混在したページを作るときCS3までは作業が難しかったのですが、CS4では一時的にページを回転して編集作業が行えるようになりました。
タケムラコメント)InDesign CS4ではFLASHで読み込める形式のファイル書き出しができるようになっています。Webコンテンツと印刷物が連動するものを作る時にはなかなか強力かもしれません。FLASH素人のタケムラでもここから何か作れるかな?
●Photoshop CS4
色調補正パネルが誕生しました。
Photoshopで行う作業で重要なひとつに色調補正があげられますが、トーンカーブやカラーバランスなどのツールがプルダウンメニューの選択から、レイヤーやチャンネルなどのようなパネルに変更されました。また、色調補正パネルからの操作を行うと自動的に調整レイヤーが発生するため、元の画像に影響をおよぼすことなく作業できるようにもなりました。
タケムラコメント)Photoshop CS4ではGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)に対応しているため、OpenGL対応のビデオカードを搭載したMacやPCでは、画面のレンダリング速度が飛躍的に向上するそうです。どのくらい飛躍的なのかが気になります。
ほかにもいろいろな機能の追加や強化が図られているCS4ですが、総括したところでは、旧マクロメディア製品の特徴的な機能が、遅まきながらようやく移植されてきた感もします。特にIllustratorの競合ソフトとしても有名だったFreeHandは、マクロメディアがアドビに買収されて開発も終わってしまいましたが、ここに来てようやくIllustratorに統合する方向でFreeHandの特徴的な機能を移植しているようにも見受けられます。FreeHandには先に取り上げた以外にもIllustratorより優れた機能がいくつか実装されていただけに、今後Illustratorがバージョンアップされていく中でFreeHandからの移植的な機能追加も出てくるかもしれませんね。
「印刷の通販®」graphicでは、CS4についていち早く対応のご案内ができるように、現在急ピッチで準備を進めております。対応についてのご案内は順次ホームページで行ってまいりますほか、ご利用にあたっての注意事項なども生じてきましたら、速やかにご案内させていただく予定でございますので、対応表明まで今一度お待ちいただきますようお願いいたします。
てゆうか、CSシリーズのバージョンアップのタイミングが、また早くなったことに驚いている今日この頃です(^^ゞ
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