2007年08月06日

『電子顕微鏡で見る紙の世界』
人気の紙に迫る! ~ヴァンヌーボVG~

当社でも人気の高いヴァンヌーボには、いくつかのシリーズがありまして、

・印刷仕上がりを重視した、ダル系の「ヴァンヌーボV」
・風合いを重視した、マット系の「ヴァンヌーボF」
・不透明度を高めた、ダル系の「ヴァンヌーボAR」
・古紙70%配合で環境重視系の「ヴァンヌーボR」
・ヴァンヌーボFよりもさらにマットな仕上がりの、マット系の「ヴァンヌーボVM」
・ヴァンヌーボVよりもさらにグロス感のある、セミグロス系の「ヴァンヌーボVG」
の6種類がございます。

当社が取り扱っているヴァンヌーボVGは[VG=ビジュアル・グロス]の名が示す通り、ヴァンヌーボシリーズの中でも最もグロスな仕上がりが得られますが、同時にインキのセット性や印刷特性までも優れた一面を兼ね備えた紙でもあるのです。

また前置きが長くなりましたが、3回目の今回は、先ほどから何度も名前を出している『ヴァンヌーボVG』の断面写真をご紹介してみようと思います。

紙表面が少しゴツゴツしているので、一見すると非塗工紙のようにも見えるヴァンヌーボですが、断面写真にもあるように紙表面には塗工剤でコーティングされている層があります。また紙のベース部分は、先にご紹介したアラベールケナフと同様に嵩高なつくりの紙ですが、紙表面のざらつきに合わせてふんわりと塗工処理されています。そのせいか、コート紙のような艶やかさがヴァンヌーボにはありません。でもインキが乗った箇所の仕上がりは光沢感を帯びます。これこそヴァンヌーボVGの仕上がりの真骨頂なんです。販売店の竹尾さまではこれを『ラフ・グロス』と呼んで、その名前でカテゴリを設けて、ヴァンヌーボをはじめいくつかの種類のラフ・グロス系の紙を取り扱っておられます。
ちなみに当社で取り扱っているラフ・グロス系の紙には、ヴァンヌーボVGのほかに『Mr.B』がございます。Mr.Bもまた、当社ではヴァンヌーボVGと人気を二分するほど定評のある紙なんですよ (^^)

電子顕微鏡で見る紙の世界、いかがでしたでしょうか? では次回をお楽しみに(^^)/~~~


◎見本写真
ヴァンヌーボVG スノーホワイト135kg
☆連量はいずれも四六判換算です。

※本画像は株式会社竹尾さま、日清紡績株式会社さま、株式会社松村洋紙店さま(順不同)のご協力のもとに、本ブログ記事掲載についてのご了承を得た上で使用しております。したがって本画像の2次利用および無断利用については固くお断りいたします。


◎画像はクリックしていただくと拡大表示されます。


【過去の記事一覧】
『電子顕微鏡で見る紙の世界』人気の紙に迫る! ~アラベール~
『電子顕微鏡で見る紙の世界』人気の紙に迫る! ~ケナフ100GA~

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